私たちの業界（便宜的に、お小遣いサイト業界とでも呼びましょう）は、要約すれば「リスクの限りなく少ないインターネットを用いたお金儲け業界」とでも言いましょうか。みな、それほどむきになってお金儲けがしたいわけではないのです。ただ、「本職で稼いでいる給料のほかに、毎月数万円のお小遣いがもらえたら嬉しいな」「忙しくてアルバイトはできないけど、空いた時間を有効利用してお金を稼ぐ方法はないかな」という欲求を、見事に満たしてくれている業界、それだけです。

　その証拠に、この業界では毎月の収入が１０万円を越えれば成功者と呼ばれます。この業界を本職にしてしまった人でも、毎月２００万円が限界のようです。（もっとも、月に１００万円を超えるクラスでは１日３０分では不可能でしょう。）一番多いのが、自分のホームページを持たずに四苦八苦して月に１０００〜２０００円程度しか稼いでいない人たちです。
そんな程度の業界なのに、これほどまで人気がある（『インターネット　お小遣い』で検索した結果、約２００万ページがヒットします）のは、何よりもリスクが少ない＝初期投資が少ないらなのです。

『お小遣いサイト業界』でお金を稼ぐ方法は、大きく分けて２つあります。

　ひとつはメールを受信したりアンケートに答えたり、懸賞に応募したりすることでポイントを稼ぎ、それをお金と交換する方法です。これは全くお金がかかりません。メールを受信することでお金儲けができるサイトをメール受信サイト（専門用語としてオプトインメールと呼ばれることもある）、懸賞に応募することでお金儲けができるサイトを懸賞サイトなどと呼びますが、これらをひっくるめて呼ぶ方法はありません。みな適当に「お金儲けサイト」とか「副収入サイト」と呼んでいます。当サイトでは『お金儲けサイト』というそのものズバリ的な呼び名を採用します。

　もうひとつはいろいろなサイトをあなたのホームページで紹介することで広告収入を得る方法です（アフィリエイトと呼ばれます）。必然的に、紹介するサイトはメール受信サイトや懸賞サイトが多くなります。このように、さまざまなお金儲けサイトを比較したりランキングにしたりして紹介しているサイトを、『お小遣いサイト』と呼びます。お金儲けサイトとお小遣いサイトの意味を混同しないよう、注意してください。

お小遣いサイト業界では、なぜお金をかけないのにお金儲けできるのでしょう。お金儲けサイトは、私たちにお金をばらまいてどんな見返りを求めているのでしょう。

その答えは、「広告・宣伝」にあります。

【たとえ話をひとつ】 連続窃盗事件がおきました。被害者の顔が防犯カメラに写っていました。 あなたは「近所に住んでいるＡさんにちょっと似ているなぁ」と思いましたが、ちょっと似ている程度だったのでとくに何もしませんでした。 しかし窃盗事件は相次ぎ、業を煮やした警察は少しでも多くの目撃情報を集めるため、情報提供者には感謝の気持ちとして情報に応じた額のお金をあげることにしました。 あなたはＡさんのことを警察に届けたところ、感謝状と１万円をもらいました。

例えばメール受信サイトというものがあります。このサイトは、さまざまな企業の広告をメールにのせて配信してきます。これは、その企業にとってみれば広告・宣伝活動の一貫です。たとえ話にでてくる警察も、ここでいう企業のひとつだと思ってください。あなたは何のメリットもなければ、配信されてくるメールを読むはずがありません。でも、もしそのメールを読むだけでお金がもらえるなら、もちろん読みますよね。逆に、広告をだした企業にとってみれば、少しでも多くの人に自分の企業のことが書いてあるメールを読んでもらえれば、それだけで名声は上がるし、中にはその企業が提供する商品を購入してくれる人がいるかもしれません。

	広告の依頼		広告メール配信
企業	――→	メール受信サイト	――→	あなた
（より多くの人に 宣伝したい）	広告費を 支払う		広告費の 一部を支払う	（お金がもらえるので 広告を読む）

図で説明すれば、このようになります。あなたが得ている収入は、自分の会社を宣伝したいと思っている企業が広告費として使っているお金の一部であり、決してあやしいお金ではないことがわかります。そして、この場合あなたがお金を支払う必要は全くないこともわかります。

【たとえ話をもうひとつ】 あなたの飼い犬が行方不明になってしまいました。  近所の人に聞いても、知らないと言われます。どうしよう？迷ったあなたは、新聞に「犬探してます。ゴールデンレトリバー・５歳・赤い首輪・人なつこくて吠えない　お心当たりはこちらまで・・・」という広告を載せてもらうことにしました。

さてこのとき、あなたの広告はタダで新聞に載せられるでしょうか？無理ですよね。新聞社は、広告料をもらわないと全くメリットがありません。あなたは何の疑問も持たずに広告料を支払うと思います。

この業界では、あなたが新聞社となることもできます。お金がもらえるなら、広告くらい載せてあげますよね。あなたにとっての新聞とは、すなわちホームページのことです。あなたがホームページを既に持っているなら、そこに広告を載せてあげれば、あなたのホームページを見た全ての人がその広告を見ることになります。立派な広告活動だと思いませんか？だからお金をもらってもいいわけです。

	広告の依頼
企業	――→	あなた
（より多くの人に 宣伝したい）	広告費を支払う	（お金がもらえるので、 ホームページに 広告を載せる）

どうでしょう？このときもやはり、あなたが得ている収入は、自分の会社を宣伝したいと思っている企業が広告費として使っているお金であり、決してあやしいお金ではないことがわかります。そして、この場合もあなたがお金を支払う必要は全くないこともわかります。

以上より、もしもお小遣いサイトを作るにあたってお金がかかるとすれば、それは市販のＨＰ作成ソフトを買ったときとか、アクセス数を増やすための有料サービスを利用した場合などに限られます。もちろん、これらの有料サービスを利用しなくても、お小遣いサイトは作れます。私はまだ１円たりともこのサイトに費やしていませんから、そこは保障しますよ！

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なぜ１日３０分程度の空いた時間で可能なのか？

　前途のように、お小遣いサイト業界でお金を稼ぐ方法は、お金儲けサイトでポイントを稼ぐか、お小遣いサイトを作って広告収入を得るかの２つしかありません。
　お金儲けサイトでポイントを稼ぐには、メールを受信する・アンケートに答える・懸賞に応募する・ゲームに参加する、などの方法がありますが、どれも自分の好きなときに好きなだけやればよく、メールなどは１通当たり３０秒もあれば充分目を通せるし、一番時間のかかるアンケートでも１つあたりせいぜい５分もあれば答えられます。また、お小遣いサイトを作って広告収入を得るのも、要はホームページを作ればいいわけですから、毎日３０分ずつこつこつ作ってもいいし、休みの日に一気にやってもいいし、なにもあせることはありません。私のサイトはインターネットにつないでから３ヶ月、２日で１ページくらいのペースでだらだら作ってたら完成しました。
ね、楽でしょう。自分のペースでのんびりできるなんて、時間にルーズな私にはぴったりなアルバイトでした。インターネットにつないでさえいれば誰にでもできるからこそ、こんなに大きな業界になってしまったのです。

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本当に安全なのか？

　不安ですよね。悪徳商法にひっかかるのではないだろうか・・・電話番号やアドレスや住所が悪用されるのではないだろうか・・・貯めたお金が突然無くなったりしないだろうか・・・とか。

大事なのは、「何をしてはいけないか？」をしっかりと認識しておくことです。オレオレ詐欺にしても迷惑メールにしても、被害者に全く過失がないかといえば、そうでないことが多いですよね。お小遣いサイト業界でお金を稼ぐにあたり、してはいけないことをここでしっかり勉強し、「これはおかしいな」と感じるための感覚を身に付けておきましょう。

１．お金儲けサイトへの登録前に、会員規約をきちんと読む。最低でも、次のことは必ず確認する。
すなわち、「当プログラムは、会員個人を特定できる情報（電話番号・郵便番号等）を、公開または販売しないものとします。」などと書かれた一文を探し、プライバシーの保護に積極的であるサイトでなければ登録しない。

２．振込み先を登録する際に、口座番号は記入しても暗証番号は記入しない。そもそも、振込みに暗証番号が必要な訳がない。暗証番号を聞かれるという流れになったら、そのサイトは間違いなく危険なサイトであるから、すぐに退会すること。

３．海外サイトには登録しない。一概に言っては反発されるかもしれないが、海外サイトに登録してお金儲けをしようとするのは禁じ手のひとつである。被害の多くはリードメールと称したネズミ講によって騙されるケースである。パソコン全般に相当詳しくなってから、挑戦してみてほしい。

４．アダルトサイトには関わらない。アダルトサイトの広告料は高く、ふとしたきっかけでアダルトサイトと関わる機会があるだろう。しかし、「ウイルス感染の９９％は、アダルトサイトを開いているときである」と言われるくらい、アダルトサイトには危険が潜んでいる。セキュリティに自信がないのなら、アダルトコンテンツを含むサイトには関わらないようにすべきである。また、あなたが契約したサーバーがアダルトコンテンツを全面的に禁止している場合もあり、知らずにアダルトコンテンツを載せてしまうとホームページを抹消されてしまいかねないのでやはり注意が必要である。

以上のことを守れば、何かしらの被害にあうリスクはかなり低いと思われます。
また、「ウイルス付きのメールが送られてこないか心配だ」という声も聞かれますが、これは後述する「web上でやりとりできるタイプの無料メールアドレス（ＹＡＨＯＯ！メールなど）」をゲットしておけば問題ありませんし、そうでなくてもウイルスに感染したことはありません。（絶対無いかと言われると自信がないので、もしもアンチウイルスソフトがまったくインストールされていない方は、参考程度にこちらをどうぞ。このさいお金をかけてでもセキュリティシステムを強化したい方と思っているかたはこちら。）

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どうすればひと月１万円以上稼げるようになるのか？

　メール受信サイトや懸賞サイトなどのお金儲けサイト１０個くらいに登録し、毎日少しずつポイントを貯めるというのをひと月続けたら、いくらぐらい稼げると思いますか？ご存知かもしれませんがこれでは遠足のおやつ代くらいしか稼げません。千円の大台に載せれれば大したものです。時給で計算してみたら、だいたい５円くらいでした。
お小遣いと呼ぶためにはせめて月１万円はほしいですよね。そうなったとき、「自分のホームページをもち、アフィリ何とかに登録すればよいのか」ということを知るのが次のＳＴＥＰです。

　しかし、自分のホームページ＝自分のお小遣いサイトを作ろう、というところで、多くの人が足踏みします。なぜなら、あくまでタダでホームページを作りたい！と思ったとき、タダで見栄えのよいみんなが見てくれそうなサイトを作るには、あれやこれや知っておかなければならないことがたくさんあり、めんどくさそうだからです。

　従ってこの業界では、お小遣いサイトを持っていない毎月１０００円〜２０００円程度しか稼いでいない人達がごまんといて、「お小遣いサイトを作るなんて、そんなエネルギーのいる仕事はおれにゃあできねぇ」と言って、いつしか消えてゆくのです。

このサイトは、ホームページ作成のめんどくささにやられて、お小遣いサイトの立ちあげを断念してしまいそうな人々を応援するサイトです。具体的な方法として、「チュートリアル形式」を採用しました。

チュートリアル形式とは、「実践形式」という意味ですが、多少訳がわからんくてもいいからとりあえず、このサイトに書いてあることをそのまま実践するだけで、最終的に「月に１万円」稼げるサイトが出来てしまうことを目標としています。絶対に１万円稼げることを保証するものではありませんが、１万円以上稼いでいる先輩たちがやってきた方法をとことんマネしてもらいます。書いてあるとおりにすすめ、作るのが面倒なところはコピーしたりダウンロードしてもらうことで、ホームページ作成のスピードをぐんとあげます。

とりあえず、月に一万円稼ぐことからはじめよう、ということです。
けれど、決して手抜きのサイトを作らせるわけではありません。チュートリアルを終了していざお金が稼げるようになった頃には、少なからず今よりはホームページ作りに関して詳しくなっているでしょう。私なんかより、もっともっと自分らしい素敵なお小遣いサイトが作れるようになっていることでしょう。
私がチュートリアルにこだわるのは、とりあえず一万円稼げるようになってからとそうでないのとは、もっと素敵なお小遣いサイトを作りたいと思ったときのモチベーションが全然違うからなんです。あなたが思い描いているサイト作りを、途中で断念してほしくないからなんです。
みなさんもいろいろなバイトや仕事を経験されていると思いますが、一度給料をもらえば、また来月もがんばろうって気になりますよね。それと同じです。

もし自分がまた知識ゼロからお小遣いサイトを作ろうと思ったとき、こんなサイトがあれば絶対活用するだろうなと思うサイトを心がけて作りました。これからインターネットでお金を稼いでみようと思っているみなさんも、ホームページ作成が難しくて途中であきらめてしまったみなさんも、まずは試しにチュートリアルしてみて下さい。全て無料でできるように作ってあります。基本はやっぱりタダ！ですよね！

　最後に、この「チュートリアルで簡単！お小遣いサイトの作り方。」なんていうサイトがあるせいで、お小遣いサイトが乱立してしまうのを心配される方がいるかもしれません。なんでわざわざライバルが増えるのを応援してるんだ、と疑問を持つ方がいるかもしれません。でも、私はそんなことは全く気にしていません。なぜなら、お小遣いサイト業界に踏み込む人の数はいまだに右肩上がりですし、お小遣いサイトの寿命は短く、更新を怠っていると新しくできたサイトに食われてそのうち消えてゆくからです。私がこのサイトを作ろうが作るまいが、この流れは変わらないと思っています。だからこそみなさんにもチャンスがあるのです。「お小遣いサイトなんて星の数ほどあるから、おれのつけいる隙間なんてねぇや」なんてグレないでください。見てくれる人は必ずいますよ！

では次に、お小遣いサイトのしくみを勉強しましょう。

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